企業からのヘッドハンティングに近いサービスを受けるには?

あなたは他の会社からヘッドハンティングの誘いを受けたことはありますか?

IT業界に勤めている人は、仕事で付き合いのある人から「うちに来てみない?」という引き抜きの誘いを受けることもあります。他の業界にも同じことはあるでしょうが、自分と関係性のあるような企業が多く、簡単に誘いを受けるようなことはないでしょう。

では、現在の自分の得意先ではないようなところから誘いを受けるにはどうすればいいのか? その際に、役立つのが転職エージェントの非公開求人です。

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ヘッドハンティングに類似した求人「非公開求人」

このサイトで何度も説明してきている転職エージェントの「非公開求人」。これは、一般的には公開されていないようなレベルの高い求人がある場合がほとんどです。

企業側としても人材確保は非常に重要であり、とくに新規事業や停滞している事業に対して「新しい知識や経験」を取り入れるのは非常に重要です。

転職エージェントにはそういった企業から求人案件が直接くるわけですが、それ以外にも「こういった人がエージェントに登録してきたら、ぜひ求人を紹介して欲しい」といった依頼を出すこともあります。つまり、「ヘッドハンティングに近い求人がある」ということです。

面接確約求人などはヘッドハンティングに近い

わたしが採用試験で見事に落ちた「高嶺の花求人」も、その時点では既に二次面接までクリアしていた人がいながら、わざわざ一次面接から採用試験を行ってくれました。

これもエージェントに聞く限りでは、ヘッドハンティングに近い内容でした。結局不合格だったので無駄な時間を使わせてしまったかもしれません。

ヘッドハンディング型求人が多い職種って?

企業の業態にはよりますが、ヘッドハンティングに近い求人が多いのは特殊なスキルを必要とする職種になります。

例えば、設備管理会社の場合は「電気主任技術者二種」の資格保有者。水道管理会社の場合は「公害防止管理者」の資格保有者など、特定の資格を有する場合は優先的に勧めてほしいというような場合もあります。

わたし自身が製造メーカーに勤めていたのでわかりますが、とにかく「電気、機械系」といった設備系の人が足りません。

さらに工場には、運用する上で特定の資格を持った人間が何人か必要な設備もあります。今後も老朽化設備の改修など山のようにあるので「電気、機械系」の転職はかなり期待できるでしょう。

また、営業職など「能力が数値化しやすい職種」も、その成果によってはヘッドハンティングされやすいという特徴があります。




競合他社からも狙われているケースがある

外資系企業などはとくに顕著ですが、自社の競合会社から転職エージェントへの登録があった場合は「是非紹介して欲しい!」と頼むケースがあるとのことです。

わたしの場合も、実際に外資系の日本法人から求人紹介が来ており、応募してくれれば即時面接というような案件も複数ありました。給料は年棒制で「1,300万円」などです。

外資系企業の場合は、完全能力主義や分業制など日本の会社システムとかなり異なる文化があり、解雇も普通にあることから流石にかなり怖いと感じましたが…。

転職エージェントはそれぞれに強いパイプがある

転職エージェントは、各社それぞれに特定の企業に対して強いパイプを持っていることがほとんどです。そのため、自分の経歴を強く欲している企業からの求人を紹介してくれることもあります。

リクルートエージェント

非公開求人数とサポート実績はトップクラス。転職の方向性の相談もできます。連絡方法やタイミングは最初に相談しましょう。

リクルートエージェントとの関わり

求人選定や採用試験の細かいフォローなど、転職に成功したのはこの人のおかげです。求人情報や選考の詳細内容(求める人材など)を知れる「Agent report」も役立ちます。

公式サイト:https://www.r-agent.com/

ビズリーチ

現職および前職の年収が500万円以上でキャリアアップを目指す人向けの「転職サイト」。

ビズリーチでの転職活動

10分ほどで記入できる「職務経歴」「希望条件」を記入するとスカウトメールが届きます。求人元のエージェントに相談も可能。依頼しない限り電話はありません。自分で求人の検索や応募もできます。

公式サイト:https://www.bizreach.jp/

30代向けの転職サイトは複数ある

わたしの転職が決まったのは「リクルートエージェント」ですが、「JAC」や「Spring転職エージェント」はもちろん「個人運営型エージェント」など、一気通貫型で企業とのパイプが強いエージェントサービスもあります。

中途採用試験の最初が有利でも油断は禁物!

ヘッドハンティング系の案件は、確かに他の案件に比べれば有利になりやすいでしょうが、しっかりとその求人の中身を確認するようにしましょう。せっかく内定が得られたとして、前職よりも職場環境や待遇が悪くなっては元も子もありません。また、前職の会社と余計なトラブルになるのは避けたいところです。

最も注意が必要なのは、あくまで選考の最初のハードルが低くなるだけであってその企業に受かりやすくなる訳ではないことです。自分のキャリアを転職先でも活かすことができることを、しっかりとアピールするようにしてください。

【注】同業他社への転職について

ヘッドハンティング型の求人は、同業他社のケースが非常に多くなります。ですので、転職後の最大のリスクは「前職の企業に転職先がバレる」ということです。

会社を退社する際には、以下のような内容の「誓約書」にサインを求められることが少なからずあります。

  • 2年以内は類似の企業への就職や、ノウハウ・情報の公開は禁じます。
  • もしも誓約に反する場合は賠償金および、しかるべき場にて云々…

など、企業によって文言は様々ですが、基本的には雇用・就業の自由はあるため訴訟などになるケースは稀です。とはいえ、自分をここまで雇ってくれた企業への感謝は忘れず、情報の取り扱いにはとくに気をつけてください。

また、あなたが競合に転職したことがどこからか漏れることもゼロではありません。情報は極力漏らさないように注意しましょう。

まとめ

このサイトでは、30代での転職や再就職を失敗を極力減らすように、わたしの経験や転職エージェントさんから得られた情報を紹介しています。

実は、転職が最も成功しやすいのは競合他社への転職です。それは大きく以下の3つのメリットがあるからです。

  • その業界や業種の知識を既に有している
  • ライバル企業の秘匿情報を所持している(かもしれない)
  • 類似事業の新しい販路や業者との関係性を持っている
これらは、どの企業も喉から手が出るほど欲しい人材の条件です。

転職サイトや転職エージェントに登録登録すると、完全に競合他社に当たる外資企業や、あなたの取引先の企業などからも求人が来る可能性はあります。しかし、同業他社への転職にはそれなりの覚悟も必要となります。一人で悩まずに相談をしましょう。