書類選考にかける時間は大手と同じ短時間

『履歴書』と『職務経歴書』を合わせて、10分程度で次の選考に進めるか判断します。中小企業系は応募書類が何十通と来ることはないですが、採用以外の業務も多いので短時間でポイントを抑えながら選考していきます。

中途採用選考時に学歴はどの程度重視されるか?

基本的には学歴は重視していませんが大学卒業レベルが望ましいです。その理由は、やはり基礎学力です。過去の経験上、大学進学者は高校時代の勉強にもあるレベルまでは取り組んでいますので、物事の基礎的な考え方や理解力に優れている印象です。

「履歴書」で注目・重視するポイント

職務履歴

今までどのような業界・業種の経験を積んでいるかはもちろん、転職回数や転職までの勤務年数は何年かを注視します。短期間で転職を繰り返していた場合は気になります。

趣味や特技

部活、サークルの経験はあるか。キャプテンや委員長などのみんなをまとめる役回りをした経験はあるか。
その人の人柄を知りたいですし、そこからある程度の協調性を確認することができます。

志望動機

弊社への知識や、入社した場合にやりたいことなどの「やる気」を確認しています。

「職務経歴書」で注目・重視するポイント

職務内容と実績

今までにどんな職務を経験しているか? また、その中でどんな実績をあげているのか確認します。実績については、ある程度数値化されている方が評価しやすいです。

前職の退職理由

前職を退職した理由は何かを確認します。もし、ネガティブな理由だった場合は、その問題に対してどんな行動をとったのかまで記載して欲しい。

転職回数はやはり気になる

3回からは気になります。1年未満で転職を繰り返している場合は特に気になります。

証明写真はどのようなものはやめてほしいですか?

  • スーツではなく、私服で写真をとっている
  • プリクラで写真を撮っている
  • 髪型に清潔感がないまま写真をとっている。表情が硬い。
信じられないと思いますが、私服やプリクラ系の応募写真は来ます。よっぽど能力があっても、マナーなどの基本的な部分が欠落していると判断されますので、注意してください。

読みたくもなくなるような応募書類

字が汚く、一生懸命に書いたとは思えないもの。バイトの応募ではありません。今後一緒に仕事をしていこうという会社ですので、最低限の礼儀というか誠意は見せて欲しいものです。

他には以下のようなものがあります。応募先の会社に「自分を売り込む」という意識が無いために、このような事態になっていると思われます。

  • 志望動機が2,3行で終わっていて熱意や誠意を感じない
  • 1年未満での転職を繰り返している
  • 趣味や特技でのアピールの記載がない

面接の時に実は気になっているポイント

面接時の動きで気になるところ

目線が動きすぎる(目を見て話を聞いていない、目を見て話をしていない)、相づちをしない、顎が上がっている、手が動く、背筋が伸びていない。

身だしなみで気になるポイント

  • スーツのしわ、特にズボンは目立つので気になる。
  • くつがきれいかどうか(新品でなくても良い、きれいに手入れしてないと気になる)。
  • 髪型に清潔感がない(長髪や過度な茶髪は気になる)。

未経験者の応募書類で見るポイント

今までの経歴と志望、趣味や特技に注目します。か転生としては以下の点は評価しています。

  • 前職がある場合は、勤続年数が長い場合
  • 学生時代に団体競技や委員会に属している場合
  • 現在、スポーツをされている場合
  • 違反歴がない場合
  • 何であれ資格を2個以上持っている場合
  • 転勤に応じられる場合
  • 志望動機で弊社の知識がある程度あることが伺えて、明確な目標がある場合

未経験応募者の面接試験に評価しているポイント

今までの経歴や志望動機に加え、その人のパーソナリティーをみる趣味や特技を、履歴書を元に面接時に確認します。

職務経歴

前職で何を経験してきたのか。その中で、今回の応募職種につながるような経験は何か?

退職した理由は何なのか。もし、ネガティブな理由だった場合、その問題に対してどんな行動をとったのか。ポジティブな行動をとられている場合は評価します。

志望動機

弊社が取り組んでいる業務内容や取り組みについて、どれくらいの知識があるのか、弊社でどのように仕事をしたいのか、どのような目標をもって仕事をしたいか。これらのことがきちんと分かればプラスの評価。

協調性

協調性を評価するものとして具体的な活動面も見ます。学生時代に団体競技の経験があるのか、今も続けているのか、キャプテンなどの経験はあるのか、生徒会や委員会などを経験したことがあるか。あればもちろんプラスの評価になります。

逆質問は採用時にプラスになるのか?

逆質問はあまり重要視しません。コメントも準備されているものが多く、本音や人柄がが分かりにくいため。

質問をする際にプラスになるような質問

弊社が取り組んでいる業務内容や取り組みについて。新規事業や会社の将来の方向性について。弊社で自分のやりたいことについて。昇進、歩合について。

逆質問で印象が悪くなるのはやはり「待遇系」

待遇などに関する質問ばかりでは、やはり印象が悪くなります。

  • 有給消化についての質問
  • 転勤についての質問
  • ノルマについての質問
働く上で重要なことはわかりますが、ここにしか興味がないのかと思われていますので注意を。

定番の質問以外に、自分なりに相手の情報を引き出すための質問というのはありますか?

趣味や特技に書かれていることについて質問します。

  • 週に何回ぐらいされていますか?
  • どこで購入されますか?
  • どこでされていますか?
  • どこに行かれますか?
この質問は人柄を見るためです。協調性はあるか、コミュニケーション能力はあるか、一方的に話はしないか、謙虚な姿勢はあるか、目標設定、計画性、実行力はあるかなどを判断できるのです。

筆記試験はどのようなものを行いますか? 合否への影響は?

一般常識と論文を行います。基本的には面接を重視するため、合否にはあまり関係ありません。ただ、悪すぎるのは印象も良くはないので、準備は怠らないで欲しいです。

採用者と不採用者の違いはいかに「考えている」か

準備と経験だと思います。ここで働きたいと思えば、会社のことを調べ、入社したら何をしたいかを考えると思います。それが志望動機になります。

前職での仕事の仕方が経験になります。学生であれば学生時代のサークルや委員会、生徒会、バイトなどが経験になると思います。経験が応募者の”今”を形作っていますのでここは非常に重要です。

転職志望者へのアドバイス

前述の通り、とにかく準備をすることを徹底してください。

この会社が将来どういった方向を目指しているかなど、自分が受ける会社のことは調べてから応募をしてきて欲しいです。これは「企業理念」や「業績・分野」などを調べればある程度把握できるはずです。

また、雇われる以上はお金を貰う立場ですので、そのためにも自分を売り込む準備をして来てください。

  • 入社したら何をしたいのか?
  • 何を目標に仕事をするのか?
  • あなたが会社に入ることで何がプラスになるのか?
こういったことをしっかり棚卸してから臨んでください。

言うまでもないですが、髪型やスーツ、靴などの身だしなみは最低限必要なものです。無駄に印象評価を下げないように準備をして来てください。