30代の転職で「求人がない」ときの対処法

転職活動を始めて非公開求人を期待して転職エージェントに登録したものの、なかなか進展がないことがあります。その理由の中でもとくに多いのが自分にあう求人が見つからないというケースです。

自分の希望と100%マッチする求人はほぼ無いので、理想を高くし過ぎるのがまずいこともありますが、それでも求人が見つからない場合もあります。

転職活動に本腰になっても「求人が無い」という事態に陥る理由と、対策法について紹介していきます。




転職エージェントでも「望む求人がない」ことがある

あなたが登録した転職エージェントによっては、紹介できる求人がない場合も少なからずあります。サービスに絶対は無いので、このリスクはまず受け止めてください。

求人が無いときに「おすすめできる求人がありません」と連絡をくれる転職サービスならいいのですが、音沙汰がない場合もあります。相手も忙しいのでしょうが、自身の転職活動には少なからず時間的な支障をきたします。

中途採用の求人がないという状態になるのには、大きく2つの理由があります。

【1】そもそも転職エージェントに企業とのつながりがない

転職エージェントが、その1社で全国のあらゆる業界の企業とつながりがあるとは限りません。

サービス会社内の限られたエージェントや営業の人数で、すべての企業をフォローするのは不可能です。大手の転職エージェントならば従業員も多くフォローの範囲も広いですが、それでも限界があります。

そのような側面もあり、転職エージェントはそれぞれで特につながりを強く持つ企業がある程度限られています。超大手である、以下のサービスであってもです。

  • リクルート(リクルートエージェント)
  • パーソルキャリア(doda)
  • マイナビ(マイナビAgent)

つまり、転職エージェントの会社自体はもちろん所属するエージェントによっても、求人元企業に対するつながりに広さや深さの差があり、転職活動における影響力にも差があるというわけです。

【2】転職志望先がキャリアに見合っていない

30代の転職活動において、最もありえるのがこのケースです。この問題に関しては、素直に自分が原因であることを認めたほうが活動の停滞を招く事態を回避することができます。

このキャリアと希望のアンマッチには、さらに大きく2つの理由があります。

理由1:転職先に求める希望が高すぎる

転職志望先が、あなたの経験や能力に対してかけ離れているレベルの企業ならば、転職エージェントも求人紹介のしようがありません。

  • 希望年収が高すぎる
  • 残業は絶対嫌だ
  • 休日出勤などありえない
  • 一部上場じゃないと意味がない

など、あなたが求める希望が高くて譲れないものばかりであれば、案件数は反比例して少なくなります。転職においては、自分が妥協できる範囲に関しても、事前に転職エージェントに伝えましょう。

理由2:自分が未経験の業界・業種の求人を求めている

あなたの転職希望先が未経験職であるならば、そもそも30代以上ではハードルが高い可能性があります。

企業が求めるのは「即戦力」であるケースがほとんどであり、30代を超えている人に一から全てを教えることは基本的に考えていません。それならば、10代や20代の若い未経験の人材を育てたほうが効率がいいからです。この現実はしっかりと受け止めましょう。

わたし自身、トータルで10社ほど未経験業種に応募しました。しかし、書類通過したのは、興味本位で取得した「証券外務員資格」とマッチングした先物商品を取り扱う中小企業のみでした。

これも「関係性」があったから通過したのであって、基本的には全く知識がない職業への転職の場合は難易度がグッと上がります。とくに、30代後半に差し掛かると、未経験の職業は難度もリスクも上がります。




転職先の求人が無い事態を打開する2つの方法

応募できる求人すら無いという事態に陥る理由を説明してきましたが、これを打開する方法はいくつかあります。

【対策1】自分のキャリア設計を明確にする

まずやるべきことは、転職先に求めることを見直すことです。これは何も「求めるレベルを下げろ」というわけではありません。自分のキャリアや現在の待遇と比べて求めているものがかけ離れているならば、今より少し上の条件で妥協点がないか探ってみましょう。

これは自分一人でやるのは危険です。そもそも、どのような求人が現在あるかわからないので、この相談は転職エージェントやキャリアコンサルタントとすべきです。カウンセリングを受けながら考えることで、自分が求めることが明確になりやすくなります

実際に利用した転職エージェントサービス

わたしの30代の転職体験談で出てくる転職エージェントは以下の2社です。

リクルートエージェント


非公開求人数とサポート実績はトップクラス。「○社の求人ありますか?」「転職悩んでいます・・・」など気軽な相談も可能で、メール主体の連絡も可能。

リクルートエージェントとの関わり

担当者はフラフラするわたしを諦めずに支援してくれました。転職に成功したのはこの人のおかげです。企業からの情報収集(選考内容、不合格理由など)や、書類・面接対策はとくに助けになりました。

公式サイト:https://www.r-agent.com/

doda


人材業界第2位の大手求人サイト。30代の転職でも文理ともに充実したフォローを受けられます。女性のサポートにも定評があります。

dodaとの関わり

わたしの担当者は、1ヶ月で2社の選考を加速させてくれました。面接前後のフォローも丁寧。他のサービスで採用が決まったのに激励してくれたのは嬉しかったです。

公式サイト:https://doda.jp/

この2社以外にも転職支援サービスはありますので、興味がある方は以下のページで状況に合わせた絞り込み検索ができます。

どうしても未経験業界・業種が譲れない場合

それでも「未経験職種」や「異業種」に転職をしたい場合は、「総合系」の転職エージェントの数を増やすか「転職サイト」「ハローワーク」の活用も視野に入れてみましょう。

30代以上で未経験職種を希望してくる人は「1割に満たない」という話も聞きますが、曲げられない気持ちがあるならばトライしましょう。

【対策2】転職支援サービスを複数活用する

転職サイトや転職エージェントなどの支援サービスは、1社に固執せずに複数サービスに登録した方が賢いです。30代の転職体験談でも示したように、転職活動中に「採用試験がない」「応募したい企業がない」などの空白時間ができるのは得策ではありません。

なぜなら、活動が停滞してしまうと「活動の感覚が鈍る」「転職活動の意欲がなくなる」といったマイナス面が大きいからです。
この対策として、複数の転職支援サービスを活用することで、転職を成功させる可能性を高めることができます。

とにかく諦めずにサービス登録を続ける

たとえキャリアアドバイザーに「おすすめできる求人がない」と言われても、その転職支援サービスが原因である可能性もあります。他のエージェントで可能性を探して、前進することを意識しましょう。

その際には、少しでも自分の経験とマッチしたエージェント会社を活用するといいいでしょう。転職活動を成功させるには、活動スピードは非常に重要なファクターです。立ち止まる時間が長くならないように行動しましょう。

まとめ

どんなに転職によって環境を変えようと思っても求人がないと進めようもありません。そんな中で気になる求人が見つかったとしても、内定を得られるとは限りません。

当サイトではわたしの経験もあって「転職エージェント」の利用をオススメしていますが、それは転職の成功率を少しでも上げるためです。

転職エージェントは面倒だと考えている人も多いですが、書類選考や面接対策などは転職活動に大いに役立ちます。転職エージェントに勧められた企業に転職する必要もありませんので、転職ノウハウを学ぶために活用してみるのも一つの手です。