30代が未経験でプログラマーとして就職・転職するには?

30代でもっとスキルで食える仕事がしたい!人の転職人気No.1は「IT系(エンジニア)」への転職です。ITエンジニアといえば「プログラマー」職ですが、やはりスキル習得が難しいと考える人も多いでしょう。

しかし、ITエンジニアは30代での未経験就職・転職も可能な職種です。ただ、「完全未経験」状態ではなかなか就労するのが難しいのも事実。ここでは、30代未経験でプログラマーとしてITエンジニアに転職したい人向けに未経験を脱却して就労する方法を紹介します。

30代でITエンジニアになるメリットとは?

30代での転職や就職でプログラマーになることで、以下の3つのメリットがあります。ITエンジニアスクール「DMM WEBCAMP」のHPより抜粋して紹介します。

【1】30代でも給与水準が高い


ITエンジニア(プログラマー)は、給与水準が比較的高めです。IT業界が属する「情報通信業」は、厚生労働省の『民間給与実態統計調査』でも14業界中で3位に位置しています。

単純に人が少ないから給与が高いということではなく、比較的給与水準は高いのです。ただ、以下のように所属する領域によって給与が変わることは覚えておきましょう。

  • どのIT業界に属するか?(今後も伸びる技術領域か)
  • どの階層に就労するか?(大手、下請け、孫請けなど)
ただ、IT系はスキルや実績がモノを言う業界のため、人材の流動性も高く、給与水準を上げるための交渉もしやすくなります。

【2】将来的に安定雇用が望める


ITエンジニアはこれからもシステム面の向上が求められる以上、仕事がなくなることはありません。また、人材不足もあり就職・転職市場でも人材確保の動きが活発です。

「AI化が進むから全部AIがやるんじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、人が望むシステムは人しか理解できません。また、世の中の全てのシステムをAIだけで構築するには膨大な費用も掛かります。

いきなりAIに取って代わることはまずありません。AIの仕組みを知って、うまく活用する方がよっぽど重要であり、企業からもそれを求められます。

【3】30代でも独立開業が狙える


30代まで働いていると「独立開業」を意識している人も多くいます。ITエンジニアの技能があれば「フリーランス」として開業することも可能です。

当然ですが、未経験からちょっと勉強したからといってすぐにフリーランスは難しいです。仕事を得るためにはシステムの理解や顧客が求めることを理解する力も必要となります。

ITエンジニアとして企業で経験を積んでから、フリーランスとして独立するのが一般的です。(天才系はいきなり一人でできますが・・・)

30代でITといってもジャンルは実に様々

一言でITエンジニアといっても、現在は多種多様なジャンルと言語があります。30代が未経験でプログラマーを目指す場合、まずジャンルを決めることが必要です。

web系

webサイトに特化した業界です。企業の「コーポレートサイト」やネット販売の「ECサイト」、FACEBOOKに代表される「SNS」などのジャンルがあります。

プログラムはもちろん、デザイン系の知識やサーバー、データベースの知識も必要です。「HTML」や「CSS」などのコーディングがメイン業務で比較的プログラミングは容易です。

自分でサイト運営をしたり顧客のサイト作成をするなど、独立開業もしやすい分野ではあります。

アプリ系

スマホの普及に伴って活況となっているのがアプリ系のプログラマーです。「Android」「ios」といったプログラムの知識が必要となります。ITエンジニアの人材業界では、現在このアプリ系の需要が高い状態です。

それぞれのOSに対応した言語知識はもちろん「Python」の知識も欲しいところです。ユーザーが欲しい機能をアプリとして形にし、フィードバックも早いのでやりがいがあるジャンルではあります。

ゲーム系

ゲーム系と言うと以前は箱型のイメージが強かったですが、現在はスマホゲームもこのジャンルに含まれます。箱型に比べて開発コストは下がりますが、アプリ開発の知識も必要となります。

元来ゲーム好きの人が希望するジャンルでもあるので、やはりゲームが好きであったり、複雑な動きをプログラムで生み出すことに喜びを覚えられる人がいいでしょう。基本は「C++」ですが、ゲーム開発システムによっては「C#」の知識も求められます。

システム系

「システム系」は、スマホやエアコン、炊飯器などのハードウェアに組み込むソフトウェアはもちろん、企業の生産管理システムやその他の管理ソフトなど顧客のニーズに合わせた独自のシステムを組むこともあります。

プログラマーとしては、「Java」や「C++」の知識が最低限必要です。また、企業の帳簿システムなど事務処理系のプログラムを扱う場合は「COBOL」の知識も必要です。

30代未経験でプログラマーとして就職・転職するには?

30代で未経験の状態でITエンジニアになるには、様々な方法があります。

【大前提】完全未経験は脱却しよう!

30代の現時点で未経験だからといって、「完全未経験」でITエンジニアに就職・転職することは難しいです。採用する企業側も30代で何もIT知識がない人を一から教育するだけの時間的・金銭的余裕はありません。

したがって、プログラマーとして必要な「プログラム言語の知識」や、何らかの「プログラム製作物の作成経験」は必要です。IT完全未経験脱却の方法は2つあります。

30代でITスキルを低予算で学ぶには?

まず、多くの人が考えるのは「独学」です。学校教育でプログラミングに触れたことがあれば何となくわかるでしょうが、完全未経験では「何を勉強すればいいか?」がまずわかりません。

また、そもそも独学で学んだとしても、それが企業側が求める言語やスキルでなければ、残念ながら仕事がありません。ですので、以下の2つの方法を取りましょう。

【1】IT系に就労している知人に相談する

まずはこれです。友人でもそのツテでもいいので、現在IT系の企業が求めている言語分野などを確認しましょう。当然、業界によって違うのでその点は注意です。

勉強すべき項目を聞くのはもちろん、縁故入社を相談する手もあります(当然相応のスキルの習得は必要です)。

【2】ハローワークの職業訓練に申し込む

ハローワークの職業訓練にはIT系のカリキュラムもあります。ただし!かなり基本の内容であったり、webサイト作成系のカリキュラムが多いです。

自分が目指すジャンルが開講されるのであれば応募を検討しましょう。採用試験があるので、必ずしも受けられるとは限りません。また平日開催が基本ですでの、現在就労している人には難しい方法です。

30代でコストを掛けてでも短期間でITスキルを習得するには?

世の中は便利になりました。現在ではIT系のエンジニアやマーケティングスキルを、未経験でも短期間(4-12週間)で集中的に学べるスクールが複数あります。

スクールで直接学べるものや、ネットでチューターに質問しながらカリキュラムをこなすものもあり、就職・転職支援サービスが付属しているサービスもあります。ここでは、「スクール型」と「ネット型」でそれぞれ有名な2社を紹介します。

「TechAcademy」:ネット型ITスクール

最短4週間で、特定のプログラム言語の理解と、プログラミング成果物の作成ができる講座があります。基本的には各講座で「4,8,12,16,24週」の期間を選択することができます。

無料体験ができるのはもちろん、無料で自分の方向性についてカウンセリングを受けることもできます。定期的にキャンペーンがあり、特定のプログラムに参加すればもう1講座が無料ということもあります。

「ITエンジニア転職コース」は12週間のカリキュラムの後に、転職支援を受けることもできます。自分が希望する業界に進むために何が必要か、無料で問い合わせすることも可能です。

「DMM WEBCAMP」:スクール型(ネットも可)

スクール型のITエンジニア校として有名なDMMのスクールサービスです。就職・転職保証サービスについては「約50万円」と高額ではありますが、チームでの成果物作成ワークなどもあり、修了後に即就職できる実践的な経験を積むことができます。

スクール型のサービスは、ビジネスカレッジなども含めるとかなりの数があります。あくまで一例として挙げさせていただきました。

まとめ

30代で未経験でプログラマーといった専門職に就職・転職をするならば「完全未経験」の脱却は必須です。とはいえ、自分で独学だけで習得するのには限界があります。必ず経験者に相談しましょう。

近道をするにはある程度の金銭的投資も必要ですし、見当違いな勉強をしていては意味がありません。今回紹介したスクールにどういった就職や転職が可能か問い合わせるのも一つの手です。