
前職は医療機関で実務に勤しんでいた
転職前は眼科で視能訓練士として働いていました。国家資格が必要でしたので専門学校に3年間通ってから就職しました。性格は良く言えば楽観的ですが、悪く言えばあまり先のことを深く考えないです。流れるがままに眼科に勤めていました。
長時間勤務なのに残業代が反映されないことが苦痛だった
眼科ではは社員がわたし1人のみで、その他はアルバイトという職場体制でした。そして社員であったのにも関わらず、残業代が支給されない月給制の契約ため、残業のときはわたしのみが残って働いていました。長時間労働と、それに見合わない給与体系のため転職を考えていました。
人と関わるのは好きだったので人材派遣業へ
視能訓練士として多くの人と接する機会がありましたが、人と接するというかお世話をしたり役に立ちたい気持ちも強かったので、転職エージェントの方の紹介もあり、人材派遣業へ転職しました。
転職サイトを活用しエージェントサービスも活用
転職を始めた当初は「リクナビ、パソナエージェント、エンジャパン」の3つのサービスに登録しており、リクナビNEXTのサポート応募でエージェントにフォローしてもらいました。
昔から抱いていた海外勤務だけは絶対引かなかった
もともと、環境をガラッと変えてたい気持ちもあり、海外勤務などもしてみたいと思っていましたので、転職に際しては以下のような希望を持っていました。
1.英語がそれほど流暢じゃなくても海外で働けるチャンスがあるかどうか
2.営業未経験でも営業職に配属されるかどうか
3.OJTの期間と内容。即戦力ではなくてもしっかり仕事を教えていただけるかどうか
未経験職種への転職ということもあり、給料の面や就業場所についてはある程度妥協しました。
転職希望先がなかなか見つからずに半年の転職活動
転職活動自体は、在職中に行っていたこともあり、新しい職場が決まるのに半年を要しました。5つの会社に応募し、内定をいただいたのは1社でした。特に海外で働くチャンスに固執していたことも時間が伸びた原因だと思います。
退職に関しては、了承いただけてから1ヶ月ほどで退職完了しました。
転職先に対して譲れない条件があり長期化した
前述のように、海外勤務などの希望条件に合致する会社探しが大変でした。就業しながらのため妥協できないポイントは譲れず、応募できる会社自体が少なかったです。転職がすぐに決まらなくてもいいや、というスタンスでしたし、そんなに簡単に見つかるとも思わなかったですが、30歳後半で営業未経験の人材はなかなか厳しかったです。
マッチングする求人自体が少なかったのは辛かった
応募する会社探しに苦戦しました。生意気にもスキルがないのに妥協できないポイントがたくさんありましたので、ネットで探しても、エージェントに非公開求人を提案してもらっても、マッチする会社の母数自体が多くなかったです。半年間で5社しか応募できなかったのもそのせいだと思います。
給料は減ったが念願の海外勤務ができた!
給料は前職より40万下がり、1割減でした。そこだけは悪かった点です。ただ、仕事の可能性は一気に広がりました。転職先では国内業務を一通りこなしてからすぐに海外事業部で働くことができました。その仕事のおかげで英語スキルが高くなくても海外で働ける自信がつきました。
高年齢での未経験職への転職なので面接は緊張
面接の時は当然緊張しました。ただ、海外勤務の夢がありましたので、しっかりとその点はアピールしました。
【質問1】体調管理はできるのか
前職では体調不良で休んだことはありません。
【質問2】異文化で働くことに抵抗はないか
留学経験があるので逆に楽しみです。
【質問3】知らないことがあるとどうやって解決するか
インターネットを駆使して、まず自分で調べます。それでもわからないときは知っている同僚・上司に聞きます。
【質問4】今まで頑張ったことは?
英国で1年留学しました。そこで英会話をみっちり行い、TOEICを1年間で300点アップさせました。
未経験だったからこそアピールを積極的にした
未経験の業界・職種ではありましたが、向上心をアピールしながら面接で話せたことは大きいです。
会社でどのような利益をもたらせることができるのか、周囲と調和を取りながら1人1人の力を人数分以上に発揮できる環境作りが得意なことを、前職での体験談をもとに話すことができました。
営業職は未経験でしたが、英業経験がなくてもどのように学んでどう生かすのかを力説しました。
率先して仕事に関わる姿勢を終始アピールしながら、知識を深めつつ前進していく、そして職場の和を乱さずに働きたいこと、誠実さをどうやって面接時に伝えるかの面接ロープレを友人やエージェント相手に回数を重ねたのは特に良かったと思います。
