転職エージェントの3つのメリットと活用時の5つのポイント

転職エージェントの3つのメリットと活用時の5つのポイント

30代に特化した転職エージェントサービスで勤務し、現在は寿退社されているRさんに、転職エージェントサービスの活用のポイントを確認しましたので、紹介していきます。

せっかくのサービスも、使い方を誤れば効果は激減しますので是非参考にしてください!

そもそも転職エージェントサービスって何?

転職エージェントサービスは「人材紹介会社」の担当社員が、あなたの転職活動のうち下記のような支援をしてくれるサービスです。

転職エージェントの支援例

求人の紹介(基本的には非公開)
応募書類作成のフォロー
応募の実施(書類提出、紹介)
模擬面接の実施
採用面接の日程調整
合否の連絡
内定辞退などの連絡
内定後のフォロー

転職エージェント会社は、企業から「求職者の紹介」を依頼されています。その求人を求職者に紹介して成約することで報酬が発生します。その報酬は、だいたい内定者の年収の3割ほどです。

企業側も、事前に経験などを考慮の上でエージェントから会社にマッチしそうな求職者を紹介してもらえるので、求めていない人材からの適当な応募をシャットアウトできるメリットがあります。つまり、「win-win-win」の関係といえます。

転職エージェントを活用する3つのメリット

転職体験談のページでも紹介しましたが、転職エージェント活用には3つのメリットがあります。いずれも、あなたにとって「面倒」で「大変」なことをやってくれるのです。

  • 非公開求人を紹介してもらえる
  • 応募書類や面接の対策支援を受けられる
  • 応募や内定後のフォローなどの事務手続きを任せられる
【1】非公開求人を紹介してもらえる

自分では見つけることがほぼ不可能(ヘッドハンティングでもない限り)な求人を、あなたが出した希望に沿って教えてもらえます。求人の質と量がハンパないのです。

企業から、エージェント会社に直接依頼がいっている訳ですから、我々一般人は知る由もない求人を出してもらえるのです。

【2】応募書類や面接の対策支援を受けられる

30代に限らず、転職活動をやろうと思ったときに確実に壁になるのが、「応募書類」や「面接」の対策です。

これに関しても、過去の内定者のデータをもとにサポートしてもらえますし、面接で伝えきれなかったことなどを後から伝えてもらうこともできます。(箸にも棒にもかからない感じならダメですが…)

【3】応募や内定後のフォローなどの事務手続きを任せられる

応募の時もそうですが、複数の会社から内定をもらった際には、転職希望以外の企業に対して「内定辞退」の連絡までしてくれます。

また、内定から入社までのフォローはもちろん、内定後も求人や面接と違う待遇を受けた場合などに相談が可能です。

転職エージェントを活用する場合の5つのポイント

サービスを利用する際には、押さえておくべきポイントが複数あります。ここでは、とくに重要な5つのポイントを紹介していきます。

【1】転職エージェントサービスは「複数登録」が鉄則


体験談でわたしが陥った問題の一つに「求人数の停滞」というものがあります。転職エージェント会社は大小合わせて1万社以上がありますが、それぞれに得意な分野や年齢などがありますので、持っている求人にも違いがあるのです。

大手のサービス会社は幅広い求人を数多く持っていますが、それでも独自に企業とのパイプがある場合があります。A社への内定率は高いが、B社は別のエージェントサービスの方が内定者が多いなど様々なのです。

とはいえ、何十社も登録するのはお勧めしません。発散して活動どころではありませんので…

だいたいの登録目安は「3-4社」と覚えておきましょう。当然、サポートを受けられない場合はもっと数を増やす必要があります。

  • 大手のサービスに2社
  • 特定の業界に特化したサービスに2社
といったように、登録を分散させることをオススメします。

とにかく、求人がないと転職活動すら始まらないという大大大前提を認識しておいてください。

【2】初回の面談(電話or対面)は確実に実施する

エージェント会社に登録を行うと、支援できそうだと判断したサポート会社から初回の面談の案内が来ます。ほとんどが電話ですがdodaからは対面をオススメされます。面談では一般的に以下のようなことを確認されます。

  • 転職を考えた理由(不満点や、改善したいことなど)
  • どれくらいのタイミングでの転職を考えているか?
  • 過去から現在にいたるまでのキャリア
  • どのような会社に転職をしたいか?
  • どのようなキャリアを築きたいのか?
サービス会社によっては、事前に「面談アンケート」がメールで届くことがあります。その内容に沿って質問されるという訳です。

面談から転職活動のスイッチが入ります

在職中に転職活動をする場合は、どうしてもこの初回の面談を煩わしいと考えるかもしれません。しかし、この初回面談をちゃんとやらないと、転職活動が遠回りになったり何もせずに転職活動を止めてしまうことになり兼ねません。

忙しいのはわかりますが、だからこそきちんと受けましょう。そうでないとその忙しさは変わらないので。

初回面談を完璧にこなす必要はありません。あくまで転職のスイッチを入れるという前提で、自分の今までを見直して今後に活かすためのスタートと位置づけましょう!

【3】担当者が合わない場合は変えてもらう

転職エージェントを活用している際によく起こる問題が、担当のエージェントが自分に合わないという事態です。

やたらめったら求人紹介をしてきたり「落ちて当然!どんどん応募してください!」など、「ホントに考えてるのか?」というようなサポートをしてくる場合もあるでしょう。その場合は、担当者を変えてもらいましょう。直接担当者に言わなくても、お問い合わせなどで実施可能です。

ただし、合わないからと次から次に担当を変えるというのは好ましくありません。完璧なサポートをしてくれる人などほぼいませんので、こちら側もどう活用するかが重要です。

それでも気に入らない場合は、複数登録先のサービスでも担当を変えてもらうなど分散しましょう。

【4】遠慮しすぎずに、ありのままを相談する

サポートサービスを利用する際に、多くの人が陥るのが「遠慮してしまう」という事態です。しかし、これはハッキリいって損です。

求人の要望の際にも、まずはあなたの考える要望はすべて伝えてください。その中から、エージェントと一緒に「本当に重要で外せない要望」を抽出していったほうが、もらえる求人とのズレも小さくなります。

また、「こんなレベルのこと聞いてもダメだよな…」と思わずに、些細なことでも質問するようにしましょう。「面接の服装ってどういうのがいいですか?」などでもいいんです。逆に質問してもらえないと、エージェントもどこまで伝えればいいか判らずに中途半端なサポートになり兼ねません。

人生かかってるので不安になって当然です!より良いサービスを引き出すのは、あなたの「使い方」も重要なことを忘れずに!

【5】転職エージェントも人間であることを認識する

エージェント側もボランティアとしてではなく、求人を出している企業から報酬をもらうという「ビジネス」を行っています。

そのためサービス提供側も「その企業にマッチするような人を紹介する」という義務があります。そうでないと、その企業とのパイプは無くなってしまい、次の求職者にも被害が及ぶのです。ですので、エージェントに対しても横柄な対応を行うような人たちを胸を張って紹介するのは困難です。

採用が進んでいる段階でドタキャンや連絡が途絶えるなどということは、流石にまずいのはわかると思いますが、「自分は客だ!」と命令調の対応をするのは辞めましょう。

あなたがエージェント側だったらそういった人を企業に笑顔で薦められるでしょうか? また、その先には志望企業が繋がっているということを忘れてはいけません。

まとめ

転職エージェントを活用する最大のメリットは何と言っても「求人情報」です。非公開求人は自分では知りようがないので応募すらできません。

また、人によるサービスである以上、担当者によってサービスの満足度は変わりますし、あなたの接し方でもエージェントの対応が変わることもあります。

転職エージェントもあくまで営利目的のサービスです。そのことを認識した上で、めいっぱい活用しましょう。