転職エージェントに支援を断られる?サービスを最大限に活用するための方法

転職エージェントにサポートを断られないためには?

30代の転職活動においては、時間が非常に重要なことをお伝えしました。時間短縮のためにも「転職エージェントの活用」をおすすめしてきましたが、わたし自身が体験してきたようにサポートを断られる場合があります。

この理由としては以下のようなものがあります。

  • あなたの希望する職種・業界が紹介できない
  • エージェントが対応できる余裕がない
対策としては、サポートを受けるために複数のエージェントに同時に登録を行っていくことになるのですが、登録作業の際に絶対に注意すべきポイントがあります。

このポイントを無視しているとサポートを受けられる可能性を自ら下げることになりますので、ここでは登録する際のポイントを紹介します。

転職エージェントから断られないための5つのポイント

ここでは、転職エージェントからサポートを断られる可能性を少しでも減らすために、サービス登録の際の注意すべきポイントを5つ紹介します。

【1】「転職希望時期」は極力早めに設定する

多くの転職エージェントサービスの登録ぺージでは転職希望時期を選択する必要があります。ここでは「すぐにでも」「2,3ヶ月以内」といった極力早めの希望を選択しましょう。

答えは簡単で、半年や1年以上など「もっと先の期間で転職を考えている」と選択した人は、転職に対する本気度や緊急性が低いと受け止められるからです。

サポートする側としても、行動が早くかつ活動を継続してくれる人のほうがありがたいのです。転職エージェントに断られないためにも転職希望時期の短期間選択を意識しましょう。

【2】「職務経歴書」はきちんと作成する

職務経歴書の書き方のコラムでも説明しましたが、わかりやすい職歴を記載するようにしましょう。ひたすら文字だけで「〇〇をやった」「〇年以上△の業種で…」と書いても伝わりません。

ひと目でわかるように、年代別や担当業務別はもちろん、階級の変化もわかるようにまとめることが重要です。「職務経歴書の書き方」の記事を参考にして、自分が転職したい会社に出す心づもりで作成しましょう。




【3】希望の業種や職種はきちんと選ぶ

転職希望先の選択をおろそかにする人も実は多くいます。

しかし、希望の業種・業界の選択項目から、あなたの担当エージェントがある程度決まるということをお忘れなく。転職エージェントサービスには、担当ごとに業界・業種や企業が分けられている場合が多いからです。

大分類だけを選んでいるだけでは志望先がボヤけてしまうので、よっぽど職歴に特徴が無い限りパスされる可能性があります。

また、現在の職種と違う未経験業種を希望する場合は、経歴とのマッチングのズレでスルーされるケースもありえます。

どうしても未経験がいいのならば、やりたい理由や、つながりそうな資格や能力を備考欄などでアピールしてください。

【4】転職回数が多い場合は備考欄にコメントを書く

転職回数はサポートを受けられるか否かに関わってくるポイントです。やはり、転職回数が多いということはサポート側からも気になるポイントです。

実際に採用試験を行う人事でも、30代で4回以上の転職経験者の場合は気になるようです。過去の転職の理由にきちんとした理由があれば、その点をしっかりと「備考欄」でもいいので記載を行いましょう。

また、過去にエージェントサービスを受けているならば、同じ転職エージェントに過去サービスを受けていたことを伝えるのも手です。

【5】片手間に転職エージェント登録作業をしない

転職エージェントサービスは、やはり学歴や現在の職種・職業がしっかりしているほうがサービスは受けやすくなっています。それは当然です。サポート側もできれば採用活動がスムーズに進むことを望んでいるからです。

ただ、だからといってあきらめないでください。「転職エージェント」を活用すると、転職に際して入手できる情報は、個人でやるより質・量ともに格段に上がるのです。

是非活用してもらいたいのですが、適当に片手間で登録作業をする人が多いのも事実。自由記述欄も記入がなく、職務経歴書を求められているのに経歴というよりも自分の仕事をただダラダラと書く人も多いのです。

そういったあきらかな手抜きな人を、サポートしたいと思うでしょうか? あなたがサポート側だったとしても、そういう応募者はスルーするでしょう。登録の段階から転職に対する真剣度は測られていますのでしっかりと行いましょう。

まとめ

転職エージェントは基本的に企業から依頼されて、その企業に合いそうな人材を選定するという役割もあります。あくまで、転職エージェントのお客様は企業ですので、サポートを行うということはその人に求人とのマッチングがある可能性を示唆しています。

自分のキャリアが企業から必要とされているレベルなのか確認する上でも、転職エージェントサポートに応募してみることをオススメします。