退職交渉をハードルに感じて転職を躊躇してしまう場合の対処法

30代での退職交渉が嫌だから転職したくない

自分が勤めている会社がどんなに自分に合わないものであっても、転職をなかなか決意できない人もいます。

転職できない大きな理由の一つが退職交渉というハードルを高く感じているためです。

ここでは、「退職交渉」が原因で転職活動ができないという悩みをお持ちの方に、交渉の流れやポイントについて紹介します。

退職交渉が煩わしいようなら転職などできない

いきなりですが厳しいことを言います。退職交渉を過度に気にするレベルならば、そもそも転職など考える段階ではありません。

  • 追い詰められて切羽詰まっている
  • 仕事が本当に合わないと感じている
  • とにかくやりたいことがある
ならば、退職の意思を伝えることはなんのプレッシャーにもなりません。

現在の環境を抜け出さない限り、その環境は変わらないのです。簡単に変わるものなら、今までいくらでも変える機会はあったはずです。しかし、変わっていないのが現状だと理解しましょう。

わたしの場合はそう考えることで乗り切ることができました。

今の環境が受け入れられるレベルか真剣に考える

今まで良かった職場環境であれ、一瞬で変わってしまうことがあります。

  • 事業方針が変わった
  • 会社の経営が怪しくなった
  • 部署が異動になった
  • 他部署から有名なパワハラ上司がきた
  • 社員が退社して仕事量が一気に増えた
どれか身に覚えのあるものもあるのではないでしょうか?

転職を考え出すのは、上記のような環境の変化が起こってからがほとんどです。その変化が自分にとって受け入れらないならば、やはり何らかの行動はすべきです。

異動願いや業務の相談などが第一ですが、これでも変わらないならば転職は一つの手です。

「これから先、自分がその会社でやっていけるのか?」そのことを真剣に考えることからまず始めてください。

退職交渉の流れを理解して、自分のケースを想定する

退職交渉に関しては、基本的に「自分より上位で近い管理職」に伝えることとなります。これが大前提です。

  • 一般社員なら課長
  • 課長なら部長
  • 部長なら本部長や社長
これは当然会社の規模によっても大きく変わってきますので、自分の上位管理職について整理しておきましょう。

直上の上司を飛ばすのはダメなのか?

直上の管理職に伝えるにしても、人によってはそれが難しい場合があるでしょう。

例えば、直上の上司が厳しいタイプで退職交渉などとてもできない場合。こういった場合は、恐れずにさらに上位の上司に相談しましょう。その際に、直上の上司を一緒に呼ぶのもいいでしょう。(わたしの場合はそうしました)

どうせ揉めるとわかっているならば、こういった方法も取るべきです。いずれにせよ、あなたは会社を辞めるのですから。

退職の意思を伝える時のポイント

退職理由を伝える場合に重要なのは「会社批判」「現状不満」と判断されるような理由は伝えないことです。

例えば、本心が「残業が多すぎる」「給料が安すぎる」といったものであっても、そのまま伝えるのはやめましょう。高い確率で引き留めにあいます。前向きに「次が決まっている」「やりたいことがある」などと伝えることが重要です。

会社への感謝の気持ちを伝える

退職交渉の際には、丁寧な対応を心掛けてください。あなたの職務の経験の蓄積に少なからず関わり、お世話になったことは忘れてはいけません。

ケンカ別れにならないように、誠心誠意伝えるようにしてください。

慰留を少しでも減らすことができる退職理由

基本的に退職交渉をする場合には慰留をされることが多いでしょう。ただ、慰留され難い退職理由というものもあります。

これに関してはここでは明記できません。わたしが2社目を退職した理由である「介護離職」などは、状況が状況でしたので理解してもらえました。

「引き留め」にあっても退職の意思を曲げない

退職交渉の際には、なんらかの形で引き止め(慰留)があります。そのパターンもあなたが伝えた理由しだいで様々です。

  • 部署を変えるから
  • 上司を指導するから(もしくは変えるから)
  • 給料を上げるから
  • 退職じゃなくて休職でどうか
こういった定番のものもあれば、恫喝のようなケースもあるでしょう。

しかし、ここでの対応は共通してただ一つです。冷静に淡々と、「変更の意思はありません。お世話になりました。」と伝えてください。

絶対に意思を曲げないでください。残ったとしても環境は変わらないどころか、一度「会社を辞める」と言っている人間が変わらない信頼を得ることはほぼ皆無です。

意思を曲げない覚悟と行動をすることだけが、退職交渉に必要なことなのです。

まとめ

退職交渉は確かに心理的に負担になるものではあります。しかし、先に転職先を決めてしまえば、もう辞めるしかない状況にもなります。

転職先が決まっても退職交渉が難しく感じる場合もあるのは確かです。そういった懸念がある場合は、退職交渉についてもフォローをしてくれる転職エージェントを利用するのがベターです。

退職交渉が長引いた場合は、内定先の企業にも迷惑が掛かってしまうので、仲介役のエージェントに内定先の企業に連絡を入れてもらうなどの方法もあるのです。