31歳の転職は知人の紹介で憧れのスポーツの世界へ
今回の転職体験談の主人公は31歳の男性。前職は、総合病院でのリハビリ職。大学時代からスポーツが好きで、自分がケガで苦しんだこともあり、同じ状況の人を助けてあげたい気持ちもあって就職を決めました。
31歳での転職先はスポーツリハビリ専門の医院でのリハビリ職。長年の夢であったスポーツ支援系の職業でした。
【転職後】スポーツ系医院 スポーツリハビリ職
31歳での転職理由は長年の夢である職業に就くため
総合病院でのリハビリテーションの仕事は楽しかったですが、あくまで医療がメインで、目指していたスポーツに近く関われる仕事内容ではありませんでした。
また、リハビリの内容も、自分がやりたかったものとは若干のズレがあったため、長年の夢に一度チャレンジしてみようと思って前職を退職をしました。
医療系のリハビリテーション職での業務内容
お年寄りに対する歩行訓練、術後のリハビリ、肩こり、腰痛などのリラクゼーションマッサージが主な業務です。
転職後のスポーツリハビリ職での業務内容
スポーツリハビリ専門の医院に転職したのですが、スポーツ現場へ帯同してケガの治療、ストレッチ指導、院内では主にスポーツ疾患の施術、ケガのリハビリがメインの仕事となります。
31歳での転職はタウンワークの利用と知人の紹介で求人探し
転職活動自体は退職してから行ったのですが、求人の検索には転職サービスのタウンワークを利用していました。ただ望んでいたスポーツリハビリ系の仕事が中々見つかりませんでした。
最終的には知り合いの紹介で、スポーツ医院の現場見学に行って、その場で院長の面接を受けることになりました。
30代での転職でも職場見学などの調査はやったほうがいい
わたしの転職自体は割とスムーズだったのですが、事前に自分のやりたい内容の職場リサーチをもっとしていれば内定はもっと早かったと思います。30代とはいっても、自分が働く場所のイメージがわかないと転職もしにくいと思います。
これから、転職活動をする人も極力事前に職業や会社のリサーチをした方がいいと思います。
家族のことも考慮しつつやりたい仕事への転職を優先
31歳での転職したが、結婚して家族もいたので生活のレベルを下げるわけにはいかないとも考えていました。転職で優先したものは以下の通りです。
- 仕事内容
- リハビリ職でもスポーツ系がメインでなければ意味がなかった
- 給料
- 家族を養えるだけの給料は確保しなければならなかったので前職以上の水準は必要でした
- 将来の展望への理解
- ゆくゆくはスポーツ医療系で独立するという目標があったので、そのことを理解をしてくれる医院を探しました
勤務地に関しては前職よりも少し離れることにはなりましたが、やりたいこと優先だったので特に気にはなりませんでした。
既婚ながらも退職後の転職を決断!2ヶ月で新しい職場へ
転職活動自体は、前職の病院を退職してから行いました。リハビリ職も忙しいので、転職活動をしようとしても集中できる自信がなかったからです。
ハローワークでの検索サービスは利用せず、タウンワークのみを利用していましたが1ヶ月ほどで求人情報の限界がわかりました。結局、医療系職に携わる知人に紹介をしてもらい、退職して約2ヶ月ほどで転職先が決まりました。
現在勤めている医院を選んだのは、仕事内容がマッチしていることはもちろん、福利厚生もよくて「将来独立したい」という自分の考えを理解してくれたからです。
【書類通過数】なし
【一次面接通過数】2社
【内定社数】2社
31歳という年齢で夢を追う転職は無理だと思うこともあった
31歳という年齢はやはり若くはなかったので、応募先の院長と同年代ということもあり、少し不利に感じていました。また、スポーツ医療系の専門的経験が少なかったことも不安ではありました。
また、スポーツクリニック系で自分のやりたい仕事内容は、現状なかなかない上に、あっても人気があって希望者も多いので決まりにくかったことは正直大変で、退職していたこともあってかなり焦りました。
書類選考はなく自分の経験をしっかり聞いてくれる面接だった
わたしの転職活動は最終的に知人の紹介だったこともあり、書類選考はなく面接のみでした。その面接も、わたしの経験や今後の展望についてしっかり確認してくれる面接でした。
- 今までの仕事内容は?
- 総合病院で年配の方のリハビリテーションを主に担当していました。
- もし入社したらどのようなことをやりたいですか?
- スポーツ現場で患者に身近に寄り添った治療をしたいです。
- 将来の展望は?
- スポーツリハビリテーション系の職業で独立開業したいです。
- いつから働けますか?
- 前職は退職していますので、すぐにでも就労可能です。
- 自分で今行っている勉強内容は?
- リハビリテーション以外のところで、「テーピング理論」「スポーツ医療」面での知識を深めています。
30代でやりたい仕事に転職したことでモチベーションもアップ
前職では働きながらモヤモヤした気持ちもありましたが、やりたい仕事に転職して自分のスキルアップもできる上に、この道に進むきっかけを思い出せてよかったです。年収も若干ながら増えました。
ただ、やはり経験値の少なさが恥ずかしい時もあり、年下の子に教えてもらわなければならない情けなさを感じることもあります。
30代を超えても転職できたのは熱意と経験のおかげ
31歳で転職できたのは、自分がやりたいことが明確ではっきりしており、面接での質問にもすぐさま回答できたことは相手にとっても私のことを理解しやすかったと感じています。
また、リハビリテーションの職業経験もあるので、医療に関する知識と人と身近に接するコミュニケーション力も評価されたと思います。
まとめ:30代の転職では知人の紹介も武器
31歳で追いかけ続けた夢を果たして、「スポーツリハビリ」に転職した体験でしたが、いかがだったでしょうか?
今回の転職のポイントは「知人の紹介」があったということです。転職活動というと、どうしてもハローワークや転職サイトなどを想像してしまうかもしれませんが、限定的な業界への転職の場合は、知人のパイプも非常に効果的です。
知人の紹介での転職が難しい場合でも、転職エージェントならば非公開求人の中であなたの希望に沿った求人票を持っているかもしれません。
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