【30歳でテレビ局から転職】職場の雰囲気が合わずに退職して損保会社へ転職

30歳でやりたかった営業職へ未経験転職

今回の転職体験談の主人公は30歳の女性。大学院を卒業後、一流企業のひとつであり、給料が良くて仕事内容も面白そうだったテレビ業界に制作として入社。

転職先は以前から興味を持っていた営業系の職種でした。

【前職】テレビ局 制作
【転職後】損害保険会社 営業事務

30歳での転職理由は職場環境が嫌だったため

仕事自体はメディア制作に関わっていたので楽しかったのですが、職場の雰囲気が自分には合いませんでした。お嬢様ばかりが集まっていた職場で、仕事を一生懸命するというよりはお互いの親の自慢話ばかりで辟易してしまいました。

モチベーションの高い人たちと一緒に、もっと幅広い仕事をしたいと思って転職を決意しました。

前職のテレビ局での業務内容

テレビ局での制作部門で、次の日の番組間に入るコマーシャルのチェックと、音楽の選定などをしていました。

転職後の自動車保険会社での業務内容

任意自動車保険のディーラー相手の営業部門で、主として男性営業社員の補佐です。けれども多くの知識が必要なので、いつも研修などに追われていました。

30歳での求人情報収集はハローワークと知人

先にテレビ局を退社してから転職を始めたので、主としてハローワークを活用して求人を探しました。また、知人や元会社の上司からもいろいろな求人情報を集めました。

結果的には、ハローワークから損保会社に応募を出して内定を得ることができました。

企業への応募の前に希望分野の事前情報を調査した方がいい

転職するなら、どういったところに関わりたいのか最初によく相手の会社を知っておくことは重要です。応募先企業のライバル情報なども含めてネットなどで調べてまとめておいたほうがいいと思います。

30歳の転職は年収とやりたいことを優先

転職に際しては、年収は前職より高い方が望ましかったです。また、営業系の仕事であることにはこだわりました。

休日出勤がないこと
皆が休む日曜日はゆっくりしたかったですし、友人と時間を合わせたかったからです。
給料が前職以上
ファッションに興味があったので、給料が安いとあまりお金を使えないからです。
通勤時間が短いこと
都内在住だったので、電車の通勤時間が長いと体調が崩れやすいからです。

上の3つの条件は転職先で満たすことができましたが、残業の多さについては妥協しました。

退職して1ヶ月で再就職し「再就職手当」も受給

転職活動は退職後に行いました。ハローワークに失業給付金手続きをしに行ってから1ヶ月程度で転職先が決まりました。早期再就職だったので「再就職手当」の受給が適用されましたね。

保険会社をメインに受けて応募していましたが、給料がダントツに良く一流企業だったので損保に入社しました。

【応募会社数】3社
【書類通過数】3社
【一次面接通過数】3社
【内定社数】2社

ハローワークでの求職相談が一番辛かった

求人への応募のためにハローワークで求人票を元に職員さんと話をしていたのですが、「仕事の希望を下げるように」と言われた時に、私には実力があるとその当時は思っていたので辛く感じました。

一部上場の大手企業だったため筆記試験が必須だった

転職活動では以下のような筆記試験がありました。

  • クレペリン検査
  • 一般教養(SPI3)
  • PCスキル

一般教養の勉強を独自にあまりしていなかったので苦戦しました。直前で筆記試験の存在を知ったので、慌てて本屋さんに走って一般教養などの参考書を買い込んで直ぐに問題を解く勉強をしました。

面接では自分の希望もしっかりと伝えた

転職を早く決めたい状況ではありましたが、前職と同じような職場環境では体が保たないため、面接では働き方の要望もしっかりと伝えました。

なぜこの会社を選んだのか?
営業職に興味がありその中でも保険系は顧客と近い距離で仕事をできると思った。大手企業なので幅広く業務ができそう。
前の会社をなぜやめたのか?
自分がテレビ局に描いていたものと実際に入ってした仕事とは雲泥の差があったこと。また、仕事をもっとこなしたかったということを話した。
どういったスキルを持っているか?
教員免許を持っていて人に教えるのが上手い、英語の日常会話に困らない。一般的なPCスキルがある。

職場環境もやる気に溢れる人が多くやりがいがある

転職先の損保会社では仕事に対してのモチベーションの高い社員が多くて人間関係がかなり良くなりました。金額はあまり覚えていませんが、年収も前職に比べてかなり増えました。

転職先の悪い点といえば、毎日非常に忙しくて残業数がとても多かったことです。始業前より30分早く行くことが当然という文化だったので大変でした。

30代の転職に成功したのは自分と適性が合っていたから

もともと自分の性格が明るい方で人と接する・話すことが好きだったので、入社した会社側が求めていた営業職に向いていたのが採用のポイントだと思います。最終面接で役員の方に気に入られて直ぐに内定をもらいました。