32歳で派遣職から正社員に未経験転職
32歳で転職をするまでは、派遣スタッフとして某家電量販店で某家電メーカー白物家電の販売を主に行っていました。性格は基本的に優柔不断なのですが頑固気質といった感じです。
【転職後】セキュリティ系企業 営業職(正社員)
転職後は正社員として未経験職である「営業職」として働いています。販売と営業は近いところもあるのが、転職成功の一つのポイントだったと思います。
32歳での転職は転職エージェントを活用
32歳になって転職を決意したのは結婚がきっかけです。やはり生活する上で派遣職では先行きが不安になりました。結婚してすぐに子供も授かり、安定した正社員を目指してなりふり構わずに転職サイトへ登録しました。
そのサイトで転職エージェントに申し込みをしたら、様々な案件をもらうことができ「自分にも可能性がある!」と、転職を決意しました。
dodaやリクナビNEXTなどの定番転職サイトに登録
転職サイトはそこまで調べずに有名なところに登録しました。「doda」「リクナビNEXT」と「転職会議」です。そこからリクナビNEXTのサポートを依頼して、転職エージェントの担当がつきました。
32歳の既婚での転職なので給与待遇などはとくに重視
結婚してすぐだったこともあり、やはり「正社員採用」や「年収」といった給与関係はとくに重要なポイントであることを、リクルートのエージェントさんに伝えました。
- 【1】今までの年収を上回る事か現状維持の年収
- 【2】福利厚生:住宅手当や扶養手当や役職手当の充実さ
- 【3】退職金の有無
- 【4】しっかりとした研修で長期育成を目指している会社
- 【5】早くに責任ある立場になれる環境
- 【6】所属部署の人数
転職活動期間は6ヶ月!9社への応募で決着
派遣職から抜けたい気持ちもあって正社員にこだわっていましたので、求人をじっくり待ちながら転職活動を行いました。転職が決まるまで半年ほどかかりましたが、32歳のうちに正社員採用で転職ができました。
【書類通過数】6
【一次面接通過数】1
【内定社数】1
中途採用面接は未経験ゆえに最初は大苦戦
書類選考通過後、初めて一次面接に行きました。 相手の事業内容の説明を受けましたが、それから面接官が黙りはじめてグダグタしたムードになりました。
志望動機や目指していた事などを一通り伝えた後、「これから何を学んでどんな事をするのか?」を質問しましたが、「経験者募集なんだよね…」の一言でその場が凍りつきました。
職務経歴書の内容の見直しをエージェントと重点的に行った
32歳の転職活動でとくに時間が難しかったのが職務経歴書の作成です。職歴のまとめ方はもちろん、今まで経験した事や今出来る事をまとめていき、以下のようなことに注意しました。
- 志望先にどううまく合わせて行くか?
- 志望動機をどのようにうまく伝えるか?
- 自己PRを相手に合わせてどう伝えるか?
正社員として採用されたが残業などはブラックな一面も
派遣の販売スタッフを長年経験して異業種の営業職へ行けた所や、自分がどれだけ力があるのかを試せる場へ転職できたことは素直に良かったです。
ただ、年収が下がったのがマイナスなポイントです。また、残業が入社して間も無いのに多く、しかも残業代がでなかったので「ブラック企業に転職してしまったのではないか?」と感じています。
中途採用面接ではこちらの意欲を聞き出す質問が多かった
内定した企業で受けた質問事項は、主に「志望動機」や「自己PR」といったものが多かったです。
- 当社を志望した動機はなんですか?
- 今までの販売職は待つことが多く、主体的な活動ができずに不安な毎日でしたが、御社の営業職では主体的にも動く事ができると考えました。
- 自己PRをしてください。
- 極力主体的な販売活動をしてまいりましたが、前職では売るものも限られており限界がありました。御社にて経験を発揮したいと思っております。
- ご家庭はとくに問題はありませんか?
- 結婚して間もないですが、妊娠している妻も元気に過ごしています。
前職の経験が志望先企業でどう活かせるのかを掘り下げて転職成功
32歳で派遣職から正社員に転職できたのは、職務経歴の添削を何度も転職エージェントに受けて完成度を上げたことがまず一つ。また、転職先の会社に入ってやりたいことをきちんと説明し、それが「私なら可能です!」と伝える事ができたと思います。
ただ、早く転職したい気持ちが強すぎて就労面の確認などをしっかりできていなかったのは反省点です。
未経験の職種だからこそ共通点を探ろう
転職先は未経験の分野でしたが、未経験の職種でも全くの未経験にしなかったところが成功できた理由だと思います。経験した仕事の中で、少しでも通じるような所があれば、そのことをうまく近づけて説明するべきです。
また、今までの殻を破って「こんな自分になりたい」ことを伝えたり、相手の企業理念や会社が向かう方向は、私が歩む人生の延長線場にあるとアピールする事も重要だと思います。