36歳で検査員の別業界転職!正社員採用は叶わず不満の残る転職
今回の転職体験談の主人公は36歳の女性。前職は、大学卒業後に工業勤務をしていた経験を生かして、ハローワークの紹介求人で就職した検査員。
前職はゴム製品の製造工場での検査員でしたが、転職後は金属メッキ加工業の工場に同じ検査員として転職しました。
【転職後】金属メッキ加工 検査員
36歳で会社の評価に不満があり転職を決意
製品の検査業務はもちろん、クレーム対応などで売上貢献したにも関わらず時給を下げられてしまいました。取引先まで行って検品の目合わせや検査方法の説明などを行なって検査業務以外のことも頑張ったのに、手当てが出ないのが納得できませんでした。
前職のゴム製造業での検査員業務内容
前職ではゴムの製造工場で、車のブレーキ部品の目視検査をしていました。ノルマは一日2,000以上の製品の検品数をこなすことでした。
転職後の金属メッキ加工での検査業務内容
転職先はメッキの金属部品を加工したりするメッキ工場です。主に宝飾品、時計などで加工されるメッキを、キズがないかメッキ剥がれがないか検査しています。
36歳での求人検索はスマホでハローワークやタウンワークを利用
転職活動は在職中に行なっていたのですが、求人の検索はケータイやスマホなどの求人サイトを利用して検索しました。最終的にハローワークの求人に内定を受けました。
もし転職をやり直すならもっと情報を収集したい
結果的には正社員ではなくパート契約での転職となってしまい不満の残る転職でした。もっと、幅広く転職サイトなどを見ていれば自分にあった会社が必ず見つかるような気がしました。
これからは、もう少し転職サイトを利用して求人を探したいです。
【転職のポイント】求人検索の前に自分が求めることを明確にする
30代での転職活動の場合、20代とは違って失敗した場合の挽回が難しくなります。今回の転職体験談の方は「検査員」という仕事を優先事項として求人を検索し、結果としてパート採用となりました。
ただ、業種によっては「正社員採用」が難しいものもあります。極力焦って転職をせずに、自分が仕事に対して求めることは先に深掘りしましょう。
正社員採用は難しいと感じ優先順位を変更
36歳での転職ということもあり、安定が欲しかったので正社員という希望はありました。ただ、求人を調べるうちに難しいと感じ、以下のようなことを転職では優先しました。
- 仕事内容
- 仕事が向いてないのはずっと困るので経験を活かせる検査員は外せませんでした。
- 通勤時間
- 早過ぎてもだめ、遅くてもダメでした。
- 時給が前職以上であること
- やはり時給が低いと仕事に対してヤル気が出ないからです。
36歳の転職活動は応募して1週間で勤務先決定
転職活動は在職中に行い、ハローワークに求人状況を確認しながら行いました。ただ、希望の正社員採用の会社は応募者数が多く、応募もできなかったり、書類選考で落ちてしまってなかなか面接までいけませんでした。
ハローワーク以外で書類選考なしの会社に面接に行っても、落ちてしまうこともあって非常に落ち込みました。内定先は応募から1週間ほどであっさりと採用が決まりましたがパート採用です。
36歳となると正社員採用での転職はかなり苦労すると感じました。
【書類通過数】1社
【一次面接通過数】1社
【内定社数】1社
36歳で初めての転職面接は難しい質問はなかった
中途採用面接では、とくに厳しい質問などはありませんでしたが、退職理由などはあまり明確に答えを持っておらず回答に窮しました。
- 前職での仕事内容
- 前職で行なっていた検査の内容や、検査以外での業務についてもアピールしました。
- 前職の退職理由
- 一身上の都合と回答することが多かったです。あまりマイナスな発言しないようにしました。
- 習い事をしているか
- 今まで習い事を受けた経験はないと答えました
面接の後にはスキルテストがあり、検査員としての経験について簡単な試験を受けました。
パート採用ではあるがプラス面も多い
転職してよかったことは、交通費が出たことや少ないながらもボーナスが出たことです。お友達がたくさん出来ましたし、検査に関する知識をたくさん学べ、もの作りの工程などの知識を学べたことはスキル面でもプラスです。
また、検査結果入力などを含めてパソコンも覚えられました。家の近くで、通勤時間が短くなって便利です。ただ、検査員は複数人いるのですが、みんなと仲良くできるわけではなく、人間関係は悩みの一つです。
36歳だったので採用面接は事前にしっかり準備した
転職ではやはり「面接」が一番重要だと思うので、事前準備はかなりしっかりしました。準備のかいもあって、面接では聞かれたことに対してテキパキと応えられました。
また、第一印象は大事だと思うので、笑顔で答えることは重要だと感じました。