【マイナビ求人で転職】自己分析と事前準備を徹底して印刷業から電気設備業へ

印刷業から電気設備業へ営業経験を生かして転職

今回の転職体験談の主人公は31歳の男性。前職は印刷会社で営業職でした。社会人になりたてのころからずっと営業職に就いており、営業のやりがいに徐々に惹かれていきました。

31歳での転職後は電気設備業会社で経験を生かした営業職に従事しています。

【前職】印刷業 営業職
【転職後】電気設備業 営業職





会社環境の悪化に異動が重なって転職を決意

社内での役員のパワハラや極端な評価の偏り、事業への投資の見当違いなど、会社の問題が表に出てきている状況になっていました。さらに、わたし自身が転勤を伴う異動の辞令を受けたため、退職することをを決意しました。

前職の印刷業の営業職時代の業務内容

ルート営業と新規顧客獲得の営業を行っていました。担当のクライアントに対して、印刷物、データ入力・加工などを提案して受注します。また、自社主催のセミナーも開催していました。

転職後の電気設備会社の営業職の業務内容

メインの業務はルート営業です。クライアントへ照明器具、電設資材等の販売を行います。また、電気工事を含めた商業施設のトータルプロデュースにも携わっています。

31歳での転職はマイナビ転職の求人で内定

転職活動は初めてだったのですが、転職サイトのまとめ記事を参考にして以下の転職サービスを利用しました。

※各転職サイトの公式ページに飛びます。

興味がある企業のホームページでの採用情報についても調査を行っていました。10社に応募しましたが、マイナビ転職の求人先に転職しました。

30代に入ってからの未経験職種へのチャレンジは、書類選考などの早い段階で足切りとなりやすいと感じ、優先的に応募はしませんでした。




31歳での転職は「前職よりもいい」ことが重要だった

31歳での転職において重視したのは、待遇面や職場環境が前職より改善されることでした。

年収が前職以上
住宅を購入し、子どもが増えて間もない状況だったので収入を減らすわけにはいきませんでした。
本社勤務であること
家族の通院、育児等のため、住居がある本社エリアから離れることができないため。
勤務時間が常識の範囲内であること
前職が日をまたぐような時間までの勤務時間が多かったので、少しでも勤務時間を減らしたかったため。

転職において妥協した点は「職種」です。営業にこだわりはありませんでしたが、結果的に同業種になりました。また、取り扱い商材も前職とは全く違うものになりました。

転職活動は2ヶ月間。希望を満たす求人選びに苦労した。

家庭もあったので、転職活動は在職中に行うことを決めており「内定が決まるまでは退職しない」という心づもりでした。そのため生活資金としての金銭面で不安になることはありませんでした。
ただ、転職後の収入をいかにして維持、向上できるかが重要だったこともあり、転職先選びには特に苦労しました。

転職活動では3社から内定をいただきましたが、面接時に前職の給与を保証してもらえたこともあって、現在の会社を選んでいます。

【応募会社数】10社
【書類通過数】5社
【一次面接通過数】3社
【内定社数】3社

転職で冷やっとしたのは筆記試験

応募した企業のうちいくつかの企業では筆記試験がありました。一般常識の標準的な「SPI検査」でしたが、対策はしていませんでした。そこそこできていたとは思いますが、面接前に筆記試験があった時は集中できませんでした。

【ポイント】中途採用の筆記試験は対策するだけプラス

転職活動で意外と準備をする人が少ないのがSPI試験などの筆記試験対策。「Y-G性格検査」などの性格適正検査は対策の必要はありませんが、「SPI」「webテスト」などの能力適正検査は対策が必要です。

筆記試験は、企業はもちろん、その時の応募者数などによって合格ラインが変わります。できが悪いと面接にも影響しかねませんので、筆記試験があるとわかったら少しでも対策を行いましょう。

採用面接では想定質問を考えて自分で事前対策を行った

採用試験では面接が一番大切ですので、事前に質問を想定して回答内容や説明の流れなどをシミュレーションしました。準備をしていたので、質問に困ってしまうような事態にはなりませんでした。

転職する理由はなんですか?
会社の体制や状況が不安定で、転勤を伴う異動辞令が出たためです。
なぜこの会社を選んだのですか?
関連する事業について興味があったためです。
なにを心がけて営業をしていますか?
顧客満足と、要望に応える対応スピードの早さです。
同業界でどれくらいの知識がありますか?
電気設備業界の知識はほぼありません。勉強中ですし、入社後も勉強していきます。
営業としての実績はどれほどか?
営業の実績数字を説明し、社内表彰を受けたことを説明しました。

転職後はワークライフバランスも改善!業務も充実している

勤務時間は希望通り前職よりも短縮されたので、ワークライフバランスがとれるようになりました。仕事をほぼ自身の裁量で進めることができ、決済まで行えるのでスムーズに進みます。給与についても前職とほぼ同額で500万程度です。

不満点については、人間関係が前職よりも希薄な印象です。社員間の情報交換が不足していると感じます。

31歳での転職成功は自己分析と事前準備とのおかげ

まず自分の経歴やできることなどの「自己分析」をしっかり行いました。自己分析を元に、企業へ貢献度できることなどの面接対策を行いました。また、面接前からのコンタクト(応募時、お礼連絡、面接日程調整連絡など)を抜けの無いように正確に行うことに努めました。

また、面接当日の面接者(社長)とのフィーリングが自分とあっていたように感じました。

企業や業界に関する調査はそのまま転職試験対策になる

転職は面接対策こそがすべてだとは思いますが、志望する企業、業種についての情報収集についてはある程度は必要だと感じました。集めた情報を活かして、エントリーシートや履歴書などの応募書類を準備すると良いと思います。